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アウトドアと防災

 皆さんは日頃から災害への意識をもって行動することができているだろうか。日頃から災害への意識をしていないと、いざ大地震などが発生した時に適切な対応がとることができない。

とは言うものの、日常生活の中で常に防災意識をもって生活することは困難である。また災害時にどう対応していけばいいのかといったhow toは日常で学ぶことはできない。

 ではどうしたら少しでも災害に備えることができるのか。これは自分なりの答えだが、アウトドアに親しむことが一番有効だと思う。

アウトドアは文字通り野外で行うものだ。野外で活動するということは、必然的に多少のリスクを伴うことになる。アウトドア活動の中では、そういったリスクと隣り合わせの状況を経験することになる。
つまりリスクを知ることができ、どうリスクを回避していくかが学べるわけだ。

またアウトドアではテントの設営であったり、火起こしやロープワークであったりと災害時の避難所生活で必要とされる技術なども身に付けることができる。まさに良いことづくめなのだ。

 この他にもたくさんメリットはあるが、それは他のサイトで多く述べられているのでわざわざ自分が書く必要もないだろう。

ということで、 ここからは自分がアウトドアをやっている経験をどう防災に活かしているのか紹介していこうと思う。

常に登山用具をザックに入れている

 登山用の道具は非常に優秀だ。ヘッドランプやファーストエイドキット、コンパスやバーナーなど災害時に必要な物がすべて揃っている。
そもそも登山には最低限生きるために必要な物を持っていかないといけないので道具を揃えれば必然的に防災セットが出来上がることになる。

また登山道具の多くは軽量でありながらそこそこ耐久性があるので、いざというときに壊れることもないし持ち運ぶのも容易だ。
 
 いつも使っているザックに道具を入れておけば普段の登山で準備の手間が省けるし、いざというときには頼れる相棒となってくれるだろう。

ちなみに自分はいつも下のリンクに貼った道具などをザックに入れている。あと軍手もあると便利だ。

SAWYER ソーヤー ミニ SP128 【日本正規品】

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  • メディア: ホーム&キッチン


他に入れているものはクッカー、水、行動食とファーストエイドキットだが、ファーストエイドキットは人によって必要なものが違うので自分に合わせてつくってほしい。


危険度のランク付けをする

 登山や川遊び、海水浴を繰り返しているとそのうち安全と危険のボーダーラインがなんとなく見えてくる。そのラインが分かるようになると、災害時に行動する時のひとつの基準となってくれる。


 例えば災害時に冠水している所を通るとしよう。川から氾濫してきた水が流れている。
こんなときに川遊びの経験があれば、どの程度の流れの強さ、水位までなら歩行可能かが体感的にわかる。
また水中でどうやって歩けばいいのかも体が覚えている。
流れている水の中を歩くときには少しコツがあって、プールのようにただ歩けば良いわけではない。
そのコツとは流れに少し逆らって歩くということだ。こうすることでいくらか安定して歩くことができる。

こんな小さなことだが、経験のあるなしでは非常に大きな差が出る。


サバイバル技術、知識を培う

 一見難しそうに聞こえるがそんなことはない。ここで言っているのは火起こしなどの一般的なことだ。

 火起こしは慣れれば簡単だが、初めてやるにはハードルが高い。キャンプなどで火起こしを練習していればいざというときに慌てなくて済む。
ちなみに練習するなら下のようなメタルマッチで火をつけられるようになると良い。

 

 サバイバルの知識はあればあるほど良い。その知識一つで生死を分けることだってある。知識は財産だ。サバイバルの知識はどれも合理的なのでぜひ覚えておきたい。知識は本などで身に付けることができるので気楽に続けられる。


不便な生活に慣れる

 災害時には避難所生活を強いられることもあるだろう。避難所生活で快適を求めることは困難だ。
電気もなければガスもない。このような状況になったとき人は普段の生活のありがたみを痛感する。

 でもアウトドアで普段から電気のない状況など、不便な環境に慣れていればいざというときにも余裕が持てる。

アウトドアでは必要最小限のもので過ごさないといけない。そういった割り切りができるようになるのがアウトドアなのだ。
初めから不便に慣れておけば不満が出ることもない。不便に慣れておけば困ることもない。


まとめ

 このように、アウトドアから得られるものは非常に多い。アウトドアほど楽しくてためになるものはそう多くはないだろう。

災害の多い日本で暮らす人にとって、アウトドアに親しむことは非常に重要だと思う。

 今後もちょこちょこ防災関係のネタもやっていくつもりなので興味があったらまた見に来てほしい。
それでは今日はこの辺で。