ミストラルにMKSのペダルを付けてみた
ここのところ、愛車のミストラルのペダルの調子が悪かった。少し前に落車をして、ペダルが歪んでいた。また力を入れて踏み込むとミシミシと異音がしてきたので交換に至った。
壊れたペダルは納車時から付いていた安物だったため、交換したときの変化は大きいものだった。今回はどのように変化したのか、レビューしていきたいと思う。
新しく取り付けたのは、ペダル制作の老舗、三ヶ島製作所のCT-LITEだ。確か購入時はamazonで2600円くらいだった。
MKS(三ヶ島) ペダル 日本製 シーティーライト [CT-LITE] 左右セット シルバー
- 発売日: 2011/09/14
- メディア: スポーツ用品
いやぁ、取り付けて試走してみたら感動したね。もうまるっきり別物。自転車が今まで以上に踏み込みに対してダイレクトに反応するようになった。しかもペダル全体が金属製だから踏んでいて安心感がある。
商品のレビューなどをみていると「もっと早く変えれば良かった」ってコメントが多くあるが、ホントその通りだと思う。
元から付いてるのとどれくらい違うかというと、CT-LITEは少し踏み込むだけでニヤケる。それくらい心地が良い。
踏み込んだ感じは巷で言われる通り滑らか、滑らか、滑らか。これ以外表現のしようがないくらい良く回る。しかもゴリゴリの感覚はほとんどなく、元から付いてるペダルで乗っていた身からすると高級車に乗り換えたぐらい感動を覚える。
2000円台のペダルでここまでの性能を持つペダルを出せるのは三ヶ島製作所くらいなんじゃないかな。三ヶ島製は本当にコスパが良い。またの機会にペダルを買うことになっても、間違いなくここの会社の製品を選ぶだろう。
もう完全に三ヶ島製ペダルの虜になってますw
このような良い製品を手の届きやすい、良心的な価格で提供してくれる三ヶ島製作所には敬意を表したい。
なんか最後の方は三ヶ島製ペダルのセールストークみたいになってしまったけれど、それくらいここの会社の製品は秀逸だ。手の届きやすい価格で日本の職人気質を感じられる三ヶ島製ペダル、一度試してみてはいかがだろうか。
トレックドマーネalとフェルトVRを比較してみる(続編)
さて、前回が思った以上に長くなったのでこちらで続きをやっていこうかと思う。
※あくまでドマーネ、VRとも乗ったことがない人が妄想しながら言っているだけなので、あまり真に受けず、テキトーに読み流して頂けたら幸いだ。
HPの謳い文句
ドマーネの方はHPで、ダボ穴などグラベル要素を持たせていることをアピールしつつも、
全てのDomane AL Discは、軽いアルミフレームと内蔵ワイヤリングや目立たない溶接痕を採用し、レースも想定した見た目とパフォーマンスを発揮する。
最先端のエンデュランスレースバイクのふさわしさを得るため、最も安定性のあるレーシングジオメトリーを開発し、採用した。
と、あくまでレースを念頭に置いた典型的なロードバイクである。要するにレースでしっかり戦えるマシンですよ。あくまでグラベル要素はおまけレベルですよ、という事だろう。まさにトレックらしい考え方である。レーシングバイクに近いエンデュランスモデルが欲しい人にはピッタリだろう。
一方のVRは、キャッチコピーが「競争しないロードバイクあります」「冒険へのパスポート」となっていて、あくまでマイペースで楽しむのが前提になっていることが伺える。
事実、HPではこんな風に書いてある。
VRは、ハイスピードなトップレースや、ダウンヒルコースのようなオフロード以外であれば、これ1台ですべてのライディングに対応する。
まさにこの一文がVRの性格を表していると言えよう。どんなスタイルの楽しみ方にもマッチするよ、ということなのだ。あくまでレースも出られるけど、それよりも自由に自転車を楽しんでほしいという開発者の思いが聞こえてくるようだ。
フレームのデザイン
ここまで色々と言っておいてアレだが、結局はデザインが一番重要なファクターだったりする。いくら性能が良くてもデザインが好きじゃなかったらお気に入りにはならないよね。
ドマーネは下の通り、上位のカーボンモデルに似せたデザインとなっている。
見てもらえばわかるが、最近のエアロ形状を意識したデザインとなっている。
個人的に目が付いたのがダウンチューブだ。ここ最近のトレックによく見られる極太のダウンチューブによってどっしりとした印象を受ける。これがカッコいいと思うか、ダサいと思うかは人それぞれだと思うが、これはこれでありだと思う。
一方のVRはというと、2021モデルになってガラリと雰囲気が変わった。
2021モデルでは、ダウンチューブにあったフェルトのロゴがなくなっている。この変化で大人な印象をもつようになった。
ロードバイクのメーカーロゴが苦手、という人も結構いるのではないか。そういった人にとってこのようなシンプルなデザインはウケが良いのではないか。
余談だがVRのようにメーカーロゴがない、小さいモデルが欲しいという人はキャノンデールのHPを覗いてみて欲しい。最近のキャノンデールはメーカーロゴを小さくして落ち着いた見た目のデザインを積極的に採用している。
このように、エンデュランスモデルの2台の比較をしてみたが、両メーカーの考え方の差がハッキリと出ていた。
もしこの2台を検討している人がいれば、実店舗に出向いて、試乗したり並べて見たりして2台の違いを確認してほしい。
個人的にこの2台を一言で言い表わすとするなら、ドマーネはレースに出たいけど、普段のサイクリングも快適に楽しみたい人向け、VRはマイペースに自転車を楽しんで、時にはレースにも参加してみたいといった人向けだろうか。
まぁ、最終的なところは自分で考えてみて欲しい。ということで2回にわたってお届けした妄想比較でした。
トレックドマーネalとフェルトVRを比較してみる
トレックのドマーネalとフェルトのVRは、エンデュランスロードと呼ばれるジャンルのロードバイクである。また、2台とも公式に35cまで履けるとされていて、グラベルロードとしての運用も可能だ。
そんな2台は、キャラクターが似ていて比較されても良いはずなのに意外にも比較した記事は少ない。という事で今回はHPからの情報を基にこの2台を比較していきたいと思う。
※あくまでこの2台に乗ったことがない人が妄想しながら言っているだけなので、あまり真に受けず、テキトーに読み流して頂けたら幸いだ。
履けるタイヤサイズ
これについてHPでは、両者ともに35cまでとアナウンスされている。
けれど、ドマーネは無理矢理40cも履かせることが出来るようだ。
だらぽた~トレック ドマーネAL4を買ったので、オフロードに突っ込んでみた~※YouTubeより
この動画の主のドマーネには40cを履いているらしい。動画中でも言われているがかなり無理をしているので、推奨することはできないが一応それくらいのクリアランスはあるようだ。
一方、VRはISOの基準だと30cまでとなるようだが、これはかなり余裕を持った数字で実際は35cまでは履けるとされている。
事実、ジュニアのシクロクロスでVRを使用する選手もいるくらいなので、しっかりクリアランスが取られているということだろう。
まぁ2台ともロードバイクとしては十二分なクリアランスがあるという認識で良いだろう。35cもあればダートも安心だ。これ以上の太さが欲しければグラベルロードを買うと良いだろう。
ジオメトリーからみる車両の特性
ドマーネとVRはエンデュランスモデルなので、車両の安定性がどんなものなのか、気になる所だ。
ということで安定性、機敏性に直結するホイールベース、チェーンステー長、BB下がりを見ていこうと思う。
ドマーネ(サイズは54)
・ホイールベース→101㎝
・チェーンステー長→42㎝
・BB下がり→8㎝
VR(サイズは54)
・ホイールベース→100㎝
・チェーンステー長→41.5㎝
・BB下がり→7cm
ここから読み取ると、VRの方が多少機敏な動きをすると考えられる。
でもそこまで大きくは変わらないので、実際がどうかは試乗してみないことには分からない。
ジオメトリーに表れてこないそのマシンの特性というのは意外とある。やっぱりここは試乗してみるべきだろう。
個人的にはVRの方が楽に乗れる気がする。HPの写真を見ている限り、乗車姿勢はVRの方がアップライトに見える。
まだ比較したい点はあるが、とりあえず今回はここまでにしようと思う。続編を乞うご期待。
グラベルロードってそんなにダメなのか
最近の自転車業界ではロードバイク以上に市場が賑わっているのがグラベルロード。
そんなグラベルロードだが、巷では
「ロードが売れなくなったから市場が頑張って顧客を得るためにひねり出したロードを少し大人しくした乗り物」
「そんな中途半端なものを買うぐらいならロードを買え」
といった声も多く聞かれる。
だが本当にグラベルロードは邪道なのだろうか。今日はそこについていくつかの視点で考えていきたいと思う。
ホイールベース
グラベルロードは一般的に普通のロードバイクよりホイールベースが長い。これは安定性を高めるためで、グラベルロードに限らず長距離走行を目的としたエンデュランスロードもこれを長めに取っている。
安定性が高いとどのような効果があるのだろうか。一つは低速走行でもふらつかず、高速走行ではビシッとした走りが期待できる。また安定性から来る心の余裕も生まれる。
しかしこれを逆に言うと、安定性が高いわけだからコーナリングは普通のロードに比べると機敏さは薄れる。
と、一般的には言われているが、個人的には機敏さってどこまで求めてるんだろうと思う。
今自分が乗っているジオスミストラルのホイールベースは実測で1020㎜。今まで乗ってきた中で機敏さが足りずモッサリしているとは感じたことがない。むしろ機敏過ぎてもう少し安定性が欲しいくらいだ。
このホイールベースは、エンデュランスロードのトレックドマーネより約10㎜以上長い。
ドマーネはエンデュランスロードの中でもホイールベースが長めの部類である。それより長いミストラルでさえ、機敏だと感じることが出来る(人にもよると思うが)のだから、グラベルロードは巷で言われているほどモッサリはしていないのではないか(乗ったことないから何とも言えないけどね)。
タイヤの太さ
グラベルロードのタイヤ幅はモデルによって大きく違うが、共通して言えるのは普通のロードより7㎜近くは太いということである。
よくタイヤ幅について言われるのが、「グラベルロードはタイヤが太いからスピードも出ないし、重いから長距離がきつい」ということである。
スピードが出ないというのはあくまで25cとかのロードと比べたときであって、30㎞/hはグラベルロードだって出せる。というかこれ以上のスピードで公道を自転車で走るのは個人的には結構危険だと思う。
重いから長距離がきついというのはあながち間違いでもない。しかし、普通のロードの25cは軽い走りが持ち味だが、路面からの衝撃をダイレクトに伝える。悪く言えば乗り心地は良くない。
対してグラベルロードに付いてくるタイヤはエアボリュームがあり、路面からの衝撃をいなしてくれる。
結果的に太いタイヤは重くはなるが、体に伝わる衝撃は少ないのでどっちもどっちといった感じである。
車体の重量
一般的にグラベルロードは重いとされている。まぁ事実カーボンとかのモデルでさえ8㎏はいかないし、確かにそうかもしれない。
しかしだ。グラベルロードの話をしていると出てこないが、実はアルミのディスクロードとそんなに重量は変わらないのである。
例えば先ほど出てきたドマーネのアルミは約10㎏。アルミフレームで有名なキャノンデールのCAAD13で約9㎏なのである。
こうしてみると、言うほどグラベルロードが重くないのがお分かりいただけるだろうか。
まぁ、重量はあれでもジオメトリが全然違うから走りは全く別物だけどね。
走りの特性
グラベルロードはよくのんびりした乗り味で、ツーリングに向いてると言われている。対して普通のロードは機敏な乗り味が特徴と言われる。
ただ、普通のロードの機敏さが欲しい人って案外少ないんじゃないかと思う。
多分、ロードを買う多くの人はサイクリングが目的で、ガシガシスポーツ走行をしたい人はそこまでいないのではないだろうか。
サイクリングが目的なら、普通のロードほどの機敏さは必要ないだろうし、むしろもっと安定性がある方が良いのではなか(あくまで個人の意見です)。
それに、ホイールベースの所でも言ったがクロスバイクのミストラルですら十分機敏なのだから、それ以上の機敏さは疲れるだけなのではないか(あくまで個人の意見です。重要なのでもう一度)。
そう考えると、グラベルロードは普通に機敏で、程よく速くて乗り心地も良いでサイクリングにはもってこいなんじゃないかとさえ思う(乗ったことないから実際どうかは物によると思うけど)。
価格帯
普通のロードには価格ピラミッドが出来上がっている。高い物は性能が高い。安い物はそれなり。
対してグラベルロードは価格のピラミッドが普通のロードほど顕著ではない。一応ピラミッドもあることはあるが、案外上位グレードとエントリーグレードで値段に見合った差がない(気がする)。
だから普段乗っていて普通のロードほど価格を意識することがない。これは大きなメリットだろう。
まとめ
ここまで書いていて思ったのが、グラベルロードは巷で自転車界のSUVと言われているが、実はスポーツカーやスポーツツアラーなんじゃないかということ。そもそもグラベルロードのベースはロードバイクなんだから走りが退屈なんてことはない(ハズ)。
対してロードバイクはレーシングカーに例えられるのではないか。
こう考えてみると、レーシングカーの走りが好きな人もいるけれど、もっと身近なスポーツカーの走りが好きな人もいるってことで良いのではないか。
グラベルロードだからダメ、ロードが良いとかじゃなくて、どっちも良いってことで互いに認めて合って気持ちよく過ごせる自転車という趣味の世界をつくるべきだと思う。
せっかくの趣味の世界なんだから、わざわざ自分と違うものを敵対視して、つまらない世界にしてしまうことがないようにしたい。
なんか最後の方は少し脱線した気もするけれど、こんな感じでグラベルロードは全然アリな存在だと思う。メーカーの思惑がどうであれ、自分の使い方に合っているのならそれは買いだと思う。
ミストラルにエルゴグリップを付けてみた
だいぶ前に、下のような記事を書いた。
liberaloutdoor.hatenablog.com
ここでエルゴグリップを付けると良いという風に書いたが、実際に使ったことがなかったので、今回導入してみた。
結論から言うと、スゴく良い‼
まぁ付けたら何が変わったのか、解説していこうと思う。
触り心地
今回自分が購入したのは、ノグチの製品だ。
これが大当たりで、触り心地がとても心地よい。どんな触り心地なのかと言うと、言葉にするのが難しいのだが、コシがしっかりしたゴムならではの感覚の中にほんの少し弾力があるといいた感じだ。
標準で付いていたグリップより明らかにゴムの厚みがある。それが効いているのだろう。
手が疲れない
納車された時から付いていた円形のグリップは、どうしても常に握っていないとハンドリングが危なかったが、このグリップに変えてからは握る必要がなくなった。というのも、エルゴグリップは握るのではなく、手のひらをのせるといった形になっているのだ。
写真を見てもらえばわかると思うが、手首側に掌を置くスペースが伸びている。ここに手を置くと手首への負担が明らかに少なくなり、疲労の度合いが大きく変わった。
こいつに変える前までは「大して変わらないでしょw」なんて思っていた自分を恥じる思いだ。
また手を置いた時に手の形は開いているため非常にリラックスした体勢で乗ることができる。
ブレーキが掛けやすくなった
さっきのところでも書いたが、手の形が円形のグリップに比べて開いているので、ブレーキをかける時に指を伸ばす距離が短くなった。
そのため、少し指を伸ばしただけでブレーキに指がかかるので短い時間でブレーキをかけ始めることが出来るようになった。
まとめ
ハッキリ言おう。もしあなたが今乗っている自転車がフラットバーならば今すぐにエルゴグリップに変えるべきだ。
そこまで値段の張る商品ではないのに、交換すると絶大な効果が得られる。
今回自分が交換してみて、グリップはタイヤと同じくらいに費用対効果が高い物だと思った。
皆さんもエルゴグリップに交換して、快適なライディングを体験されてはどうだろうか。
安くて楽しい車を探してみる
若いうちに車に乗ろうとしているそこのあなた!ぜひ自分の車を所有して豊かな生活を送ってほしい。
とはいうものの、やはり若いうちはお金もないし、なかなか難しい側面もあると思う。
けれど車があることで得られることも多い。時間がある若い時こそ、車をもって人生を満喫してほしい。
きっとこのサイトを訪れている人はどんな車を買うか悩んでいるはずだ。
本当は自分が好きな車に乗るのが一番だけれど、予算やスキルの問題で乗れないことも多いだろう。
特に学生のうちは任意保険が半端じゃなく高いので金銭面は死活問題だろう。
そこで今回はなるべく低予算で選べて運転が楽しい車をいくつかピックアップしてみた。
なお、今回選んだ車の条件としては
- MT
- 燃費は最低10㎞/l以上
- カーテンエアバッグ付き
- 4人乗車が可能
- 車体価格が100万以下で狙える
- 走行距離は8万キロ前後まで
といった感じだ。
このご時世やっぱり燃費は意識したい。
また若いだけに事故で障害を負ったり死んだりするのは絶対に避けたい。ということで前席エアバッグはもちろんのこと、側面衝突の際に有効なカーテンエアバッグ付きで探してみた。
ホンダ CR-Z
ホンダが新世代スポーツカーとして送り出したハイブリッドスポーツカー。ハイブリッドなので燃費は良い。またハイブリッドにMTを組み合わせているのが特徴的だ。
見た目はクーペスタイルでカッコいい。2ドアではあるが一応後席もあるので4人乗車が可能だ。
2010年から発売された比較的新しいモデルだが、スポーツカーなのに非力、ハイブリッドとしては燃費が悪いなどといった評価で中古相場は安くなっている。
走りについては賛否両論あるが、ダートトライアルにCR-Zで参戦している人もいるのでポテンシャルはあるのだろう。
カーテンエアバッグ付きという条件をつけると一気にタマ数が減るが、根気よく探すと100万以下の物件もある。
スズキ スイフトスポーツ
まぁ一回は頭に浮かぶだろうスイスポ。コンパクトな車体で車重は軽く、キビキビした走りが楽しめる。
こちらはモータースポーツに本気で取り組むこともでき、走りの良さはお墨付きだ。
また排気量がモデルにもよるが大体1.6リッターなので税金も安い。
スイフトの車体をベースに強化されたスイスポは、その小さいボディサイズと程よいパワーで日本の狭い道を走るにはピッタリだ。
また4ドアなので利便性も高い(ただし後席の足元は狭いし、荷物もたくさんは載らない)。
そんなスイスポだが、カーテンエアバッグ付きという条件をつけるとzc32sと呼ばれる型が選べない。
年式と価格のバランス的にちょうどいいzc32sだが、カタログを見てみるとカーテンエアバッグはメーカーオプションにすら選択肢がなかった。
スイスポでカーテンエアバッグが選べるのはzc32sの旧型、zc31sと現行型のzc33sだけだ。
ただしzc33sはまだ高く、安い物件でも130万程度だ。これが100万を切ってくるのはもう少し先になるだろう。
マツダ デミオ
マツダは最近、MTの種類が多い。そのおかげでマツダ車を選ぶと大体MTが選択できる。
ありがたいことにデミオは色々な組み合わせがあり、自分の用途に合わせて選ぶことが出来る。
デミオでカーテンエアバッグ付きなのは2014年から販売されている現行型のみとなる。
それでも流通量が多いおかげか値段は80万強くらいからタマが見つかる。
現行型のデミオは鼓動デザインを採用し、欧州車にも劣らない存在感を放っている。
パワートレインは1.3Ⅼ、1.5Ⅼのガソリンの他に1.5Ⅼのディーゼルが存在する。
どちらも一長一短だが、キビキビ走りたいならガソリン、ツアラー的に使いたいならディーゼルを選ぶのが良いだろう。
日産 スカイラインクーペ
日産の高級車スカイラインのクーペモデル。どっしりとしたボディと3.5Lのエンジンの組み合わせからもたらされる走りはまさに重厚。
そんなリッチな雰囲気があるスカイラインクーペだが、中古市場を覗いてみると100万以下の個体もある。
お金はないけど見栄を張りたい人にはピッタリだ。ただし3.5Lにかかる税金は春うららかな季節に鋭い一撃をもたらすことで有名だ。
ミニ ミニクーパー
ここからは輸入車を取り上げていこうと思う。実を言うと国産ではこれくらいしか選択肢がなかったのだ。
さて、その愛らしい見た目と独特の世界観が人気のミニクーパー。
実は見た目からは想像できないぐらい走りの質は高い。所有者のレビューなどを見てみると、「ゴーカートのようなハンドリングと、内燃機関らしい息吹きが魅力」との声が多い。
日本車にはない雰囲気、走りの質感など惹かれるものも多い。もしあなたがこういった魅力に惹かれたなら購入するべきだろう。
また、その独特な世界観に一度ハマってしまうとやめられなくなってミニを何台も乗り継ぐという人も多い。
そんなミニクーパーだが、中古市場は意外にも安い。年式を気にしなければ70万でもかうことができる。
買う時のポイントとしては2008年以降のモデルを狙うことだ。
2007年以前の車両は第1世代のモデルとなり、故障が多い。2007年2月にフルモデルチェンジが行われ、第2世代に切り替わった。
第2世代の方が故障のリスクが少ないので第1世代にこだわりたい人以外は第2世代の方が良いだろう。
あと注意しないといけないのが、国産車でないだけに修理の際の費用はいくらか高くなることだ。しっかり覚えておこう。
プジョー 207GT・GTI
こちらはフランスのメーカー、プジョーの車だ。中古市場は大体70万前後といったところだ。
この207GT・GTIのポイントはプジョーならではの「猫足」と評される走りだ。しなやかな足の動きでコーナーをクリアしていくらしい(自分は乗ったことないので分からないけど)。
ちなみに本気で走りたい人にはGTIをお勧めする。GTとGTIでは25ps違い、GTIの方が強烈な仕様となっている。中古価格も大きくは変わらないので覚えておいてほしい。
なお、ミニクーパーと同じように外車なので修理費用は国産車に比べてかさむ。
が、こちらも日本車にはない魅力があり、惹かれるものがあるなら手に入れるべきだろう。
Verge p10と Horize Discの比較
以前ミニベロが気になっているという話をしたと思うが、いくつか候補を見つけてきたので希望のカスタマイズをした時の金額の試算をしてみたいと思う。
Tern Verge p10
ご存じDAHONの創業者の息子さんが設立したメーカーTern。都会的なセンスを取り入れ、デザインが優れているブランドだ。また他ブランドに比べて攻めた自転車作りをしているのも特徴だろう。
そんなTernの定番シリーズVergeのミドルグレードであるp10で自分が目を付けたのが下のポイントだ。
良いところ
- VROステムが付いている
- グリップがエルゴノミック形状
- 10段変速
気になる所
- 油圧ディスクブレーキ
- 価格がちょっと高い
VROステムはポジションの調整ができるようになるので大変ありがたい。また10段変速なので細かくギア選択ができ、疲労も溜まりにくいと思う。
油圧ディスクブレーキは性能の面では文句はない。ただ、p10は折りたたみ自転車なので輪行する時にエア噛みする恐れがある。また油圧システムが故障したとき、すぐに修理できないのも気になる。
価格が高いのは性能が良いからなので、致し方なしといったところだろうか。
DAHON Horize Disc
折りたたみ自転車のパイオニアであるDAHONが送り出すディスクブレーキの折りたたみ自転車だ。同社の他モデルとは一線を画したその雰囲気はワイルドなテイストが漂う。
そんな Horize Discで自分が目に付けたのは下のポイントだ。
良いところ
- 標準で太いタイヤが付いてくる
- 10万以下という良心的な価格
- 機械式ディスクブレーキ
気になるところ
- コンポーネントがALTUS
- シフトワイヤーケーブルの取りまわしが悪い
標準で太いタイヤがついてくるのはありがたい。ミニベロはただでさえ安定性が悪いのでそこを太さでカバーすることができる。
またさっき書いたように油圧ディスクだとエア噛みの恐れがあるが、こいつは機械式なのでその心配をする必要がない。
ただ気になるのはコンポのグレードとケーブルの取りまわしだ。
コンポのグレードがエントリークロスバイクと同じレベルなのはいただけない。まぁこの価格にそれを求めるのは酷だろうか。
シフトワイヤーケーブルの取りまわしだが、フレームのデザインの関係でワイヤーがクランク状になってしまうのでシフト操作が重くなる。
Verge p10のカスタマイズ
Verge p10は走行に関する部分はほとんど手を入れる必要がない。ただしタイヤが細いので個人的には太くして安定性を高くしたいところだ。
適当にアマゾンからタイヤを探してきた。
TIOGA(タイオガ) パワーブロック 20"×1.3/8" BMX用タイヤ
- 発売日: 2012/04/24
- メディア: スポーツ用品
ということで、全部でかかった費用は
- 車体代152,900円
- タイヤ代2,680円
合計155,580円(税込)
となる。
Horize Discのカスタマイズ
Horize Discは色々と手を加えないといけない。タイヤはそのままでいいが、ハンドル周りとコンポーネントを取り換えたいところだ。
ハンドル周りはVROステムの装着と、エルゴグリップの装着をしたい。アマゾンで適当に見繕ってきた。
SATORI ABERHALLO ハンドルポジションチェンジャー ブラック
- 発売日: 2011/10/21
- メディア: スポーツ用品
GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) エルゴ グリップ HBG17300 ブラック
- メディア: スポーツ用品
ハンドル周りのカスタム費用は
- ステム代2,680円
- エルゴグリップ代1,978円
- ハンドルポスト代10,000円
合計14,658円
続いてコンポーネントの交換だ。できれば10速は欲しいのでSHIMANOから出ている小径車用コンポのDEOREを使ってフロントシングル仕様を見積もってみる。
シマノ(SHIMANO) SL-M6000 右レバーのみ 10S ISLM6000RA
- メディア: スポーツ用品
シマノ CS-HG500 10S 11-42T
1358148272 ICSHG50010142
- メディア: スポーツ用品
ブレーキはもともと付いているやつでいいのでここでかかる費用は
- シフトレバー代2,816円
- ディレーラー代5,345円
- スプロケット代3,933円
コンポーネントをショップで取り付けてもらう場合、大体工賃が10,000円くらいかかるので
- 工賃10,000円
合計22,094円
そうなると総額は
- 車体代101,200円
- ハンドル周り代14,658円
- コンポーネント+取り付け工賃代22,094円
合計137,952円(税込)
となる。
まとめ
試しに見積もってみたところ、Horize Discの方が17,628円安いという結果になった。
低価格を追求したいならHorize Disc一択だが、総合性能で考えるとVerge p10も捨てがたい。このあたりはデザインや個人の好みで決めていいと思う。
個人的にはホイールの性能が良いVerge p10の方が良いかな。それに折りたたみヒンジの大きさがDAHONよりコンパクトでスタイリッシュだし。
まぁそんなわけでよかったら参考にしてみて下さいな。