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ミニベロが欲しい

 最近、自転車ってミニベロが上がりなんじゃないかと思い始めている。ミストラルに乗り始めてからというもの、自分が自転車で何をしたいのかがだんだんと見えてきた。
 結論からいうと現状ではミニベロ、それもフォールディングタイプの自転車が自分に最適なのではないかと思うようになった。

↑こんなやつ
 今回もいくつかの項に分けて、ミニベロの特徴を自分で調べたなりに書いていきたいと思う。

タイヤが小さい

 これはメリットであるとともにデメリットでもある。両方とも紹介していこうと思う。

輪行の時にかさばらない(メリット)

 700cの自転車だと輪行する時にかなりのボリュームになってしまうが、ミニベロならフレームが小さいのに加えてタイヤも小さい。

 輪行の時にタイヤは思った以上に邪魔だ。ただでさえ1個が大きいうえに、自転車はタイヤが2個付いているのでそんな大きくてかさばるものを持ち運ばないといけない。

 そのような時にタイヤ自体が小さければどんなに楽なことかは言うまでもない。

小回りが利く、上り坂が楽、加速が良い(メリット)

 タイヤが小さいと物理的に小回りが利き、坂が楽になり、加速が良くなる。

 小回りが利くのは大きなメリットだ。街中だけでなく田舎の細い道でも臆することなく入っていけるのはありがたい。
 
 上り坂が楽なのも非常にありがたい。何しろ自分は峠越えや山間部を多く走る予定なので、体力が温存できるのは大きなメリットである。

 加速が良いのは街中ではメリットになり得るだろう。街中は信号でのストップ&ゴーが多いので、加速する場面が多々ある。そんなときに加速が良いと体力を使わなくて済む。

折りたたんだらメッチャ小さくなる

 これはフォールディングタイプに限っての話になる。
 折りたたむと小さくなるのは自分にとって最大のメリットである。自分は諸事情あって自転車を置くスペースが取れないため、折りたたんで家に持ち込むという運用をしようと思っている。
 
 また、折りたたむことができれば容易に車に自転車を積み込んで出かけることができる。普通のロードバイクでも車に積み込むことはできるが、折りたたみの気軽さには敵わないだろう。

輪行の時に疲れない・持ち運びが楽

 これは先にも書いたところと被るかもしれないが、折りたたむことができるのでロードバイク輪行に比べて圧倒的に難易度が下がる。

 そもそもロードバイクだと輪行袋に入れても結構なスペースをとるので電車の端に置かないといけないし、周りの人への配慮が必要不可欠になる。というか、電車が少しでも混んでいるとそもそも乗れない。

 また、ロードバイク輪行袋に入れるまでもが面倒くさい。慣れれば5分ぐらいでできるらしい。が、自分も輪行に必要なものを買いそろえて練習したものの、想像以上の仕事量だったためやりたくないと思ってしまった。

 それに比べて折りたたみ自転車は楽だ。何しろ折りたたんで袋に入れるだけで良いのだから。折りたたむことでスーツケースより小さくなるので座席に座ろうと思えば座れるし、周りの人に迷惑が掛かりにくい。

 また輪行袋に入れるのも楽だ。ものによっては30秒あれば電車に乗ることができてしまうらしい。

 ただ注意が必要なのは、小さくはなるけれど重いということだ。ロードバイクにはない折りたたみ機構がつくことで余計に重量が増える。大体12㎏前後のものが多い。

速度維持がきつい

 ここからはデメリットを紹介していきたいと思う。

 これはタイヤサイズに起因するもので、タイヤが小さいが故に慣性の力が弱いために起こる。考えてみればわかると思うが、子供用の自転車よりも26インチのママチャリの方が速度は維持しやすい。それと同じことだ。

 しかし20インチでも451規格のタイヤを使用すればいくらかはマシになると思う。ただそれでも700cには及ばないだろう。

路面の凹凸に弱い

 まぁこれも物理的に起こるものだから仕方ない。ミニベロでは大きくても20インチくらいまでが相場であるから、その点では700cや650bに劣る。

 しかし臆することはない。何しろオフロードバイクで有名なヤマハのセローのタイヤは前輪が21インチ、後輪が18インチなのだ。もちろんエアボリュームはだいぶ違うものの、インチ数的には問題ないことが分かって頂けると思う。

 ちなみにディスクブレーキ採用の自転車に限るが、わざとインチを落としてエアボリュームのあるタイヤを履かせるという手もある。

タイヤ交換の頻度が高い

 まぁこれも仕方がないよね。小さいタイヤで走れば大きいタイヤより回転数が高くなるのでタイヤの減りが早い。

 でもこれはメリットと捉えることもできる。頻繁にタイヤを交換しないといけないということは、色んなタイヤを試せるという事でもある。まぁ選ぶものによっては出費がすごそうだけど。

メジャーな店で取り扱われてないメーカーが多い

 ミニベロ最大のデメリットはこれに尽きると思う。

 例えばBirdyはワイズロード、サイクルベースあさひでは取り扱われてない。自分もミニベロが気になってショップに出向いた時、ミニベロの台数が少ないことに驚いた。

 ただ、ミニベロを専門に取り扱う店も多いので一概にデメリットと言い切ることはできない。何しろミニベロはロードバイクと違う点も多いのでメジャーな店で数をそろえるのは難しいのだろう。

まとめ

 このように、ミニベロにも良い点と注意しないといけない点がある。

 しかしミニベロをこよなく愛する人たちがいるのもまた事実で、もしかしたらロードバイクより奥が深いのかもしれない。
 
 ミニベロはロードバイクなどとは違った世界観がある。ミニベロはスポーツではなく遊びの世界だ(と思う)。
 
 ミニベロを手に入れたらきっと旅が気軽になるはずだ。興味が湧いた方はお近くのショップを訪ねてみてほしい。