自転車にナビホルダーはいらないよ
どうも、liberal8です。なんとなく今回から最初に挨拶をおいてみようかと思う。
さて、今日の話題はタイトルの通りナビゲーションについての話である。
皆さんはサイクリングをする時にスマホやサイコンをハンドル部に付けてナビの案内を聞きながら走ったことはないだろうか。
いまや知らない土地を走るのにナビは必需品であり、ナビを使わずに走る人はごく少数に過ぎない。
自分も自転車購入と同時にスマホをナビとして使うため写真のようなスマホホルダーを購入した。
最初はここにスマホを取り付けて使用していたが、一週間も経たないうちにお飾りと化した。
はじめのうちはスマホにアプリを入れてサイコン代わりにしてみたり、グーグルマップを表示させてみたりしていたが、次第に使う頻度が下がった。
ではなぜ使わなくなったのか、順に説明しようと思う。
スマホに振動が伝わって壊れそう
まずホルダーにスマホを付けて走ってみて一番最初に感じたのがこれだ。
そもそもクロスバイクやロードバイクはママチャリより振動吸収性がないので乗り心地はよくない。
つまり振動を常に拾いながら走っているのだ。
そんな自転車に直にホルダーを付けてみたらどうだろう。
振動をなくしてくれるワケないよねw
目線の移動が大きい
車の運転でよく言われるのが、「スピードメーターを定期的に見るのは眼に負担がかかるのでこまめに休憩をとろう」ということである。
自転車のナビもこれが当てはまり、眼に負担がかかる。
車のメーターは目線を少し下げて近くを見るだけで済むが、自転車はそうはいかない。
サイコンにしてもスマホにしても大抵はハンドル部に取り付けられている。
つまり進行方向と90度向きが違うわけである。これだとサイコンやスマホを見ている間は前方を見ることができず、大変危険である。
画面が気になる
皆さんもこんな経験はないだろうか。
”電車内でなんとなくドア上のモニターを眺める”
もちろんあるだろう。人間はいくら理性をかけたところで画面に一切の意識を向けないことは不可能に近い。
これはナビでも同じことが言えて、いくら進行方向に意識を向けていてもハンドル部にナビがあるとどうしてもそちらに目がいってしまう。
これではまともにサイクリングを楽しむことができない。
また前述したように自転車では進行方向と画面が90度向きが異なるので画面に目がいくと危ない。
また場合によっては警察の世話になることもあり得る。
ではどうすればナビと上手く付き合えるのか
ここからは個人的な回答と考え方なので参考程度にして頂けたらと思う。
まず、自分の場合はライドに行く前に大まかなルートを決めて、頭になんとなくのルート図を入れておく。
ライド中はスマホでナビを設定し、ルート案内を行う。このときスマホはバッグのポケットにしまっておく。
ここがポイントで、スマホを自分の視界から消してやることで画面に意識がいくことはなくなる。
ルートの確認は信号待ちで停まっている時に行う。
途中で道に迷ったら立ち止まり、車や歩行者の邪魔にならない所でルートを確認する。
こうすることで、スマホに意識が向くことなく安全なライドが楽しめる。
まとめ
いかがだっただろうか。ホルダーにスマホやサイコンを付けて走るのが危ないということが分かって頂けただろうか。
最近、某デリバリーサービスが拡大したことで自転車にスマホを取り付けて走る姿を目にすることが多くなったが、あれは大変危険なことであるから、早急に改善を願いたい。
この記事を読んで下さった皆さんにはハンドルにナビを取り付けることなく、安全なライドをして欲しい。
ここに書いたことを実践してどれだけ事故のリスクが減るかは分からないが、事故が起きてしまってからでは遅い。
それに画面に気を取られるのは非常にもったいないことだ。
走っている所に絶景があるかもしれないし、看板をみて立ち寄りたくなるスポットもあるかもしれない。
そんなことも画面に気を取られていると気づくことができない。
サイクリングを目一杯楽しむためにも、ナビとの距離を適切に置くようにしたい。