キャンプの移動手段
アウトドアと言えばキャンプ!
登山やカヤック、海水浴等も良いけどやっぱりアウトドアの代名詞はキャンプ。
キャンプ単体も充分楽しいけど、登山とキャンプ、ツーリングとキャンプなど他のアウトドアと組み合わせる事で楽しさが倍増する。
今回はキャンプとツーリングについて色々考えていこうと思う。
ツーリング+キャンプの良さとは
ツーリング
ツーリングはバイクや車、時には自転車で遠出することを指す。
遠出した先で美味しい物を食べたり、珍しい物を見たり、絶景を目にしたり。知らない土地を走るのはとにかく楽しいのだ。そこに理由なんていらない。
でもあえて理由を挙げるのなら「非日常体験」になるからだろうか。
ツーリングは大きく分けて2通りの楽しみ方がある。
一つは事前に計画を入念に立て、プランを基に出掛けるという楽しみ方だ。
この場合ツーリングは計画を立てるところから始まっている。計画を立てるだけでも楽しい気持ちになれるのが良い所だ。
もう一つは計画はテキトーに立て、あとはその場その場で考えるという自由な行動の仕方だ。
これはツーリングの道中で気になった所に立ち寄ったり、お腹が空いたと思ったら店に入る、といった旅のスタイルだ。このスタイルを好む人も大勢いる。
キャンプ
一方、キャンプも「非日常体験」になるのだろう。現代は自然と触れる機会が減少し、自然の中で身を守るスキルがない人も多い。
キャンプは自然に触れるだけでなく、スキルを身に付けられたり、心が豊かになったりする良さがある。今の便利になった生活では到底味わう事はできないだろう。
キャンプにも色々な楽しみ方があって、ファミリーキャンプやグループキャンプだけでなく最近はソロキャンプも注目され始めている。
また、キャンプ場で何をするかも色々ある。
例えば野外料理に凝ってみたり、景色を楽しんだり、近くの川や山、海で体を動かしたり。とにかく自由なのだ。そこに定型は存在しない。キャンプをする人が10人いれば楽しみ方も10通り、もしくはそれ以上あるのだ。
キャンプ場は事前予約制の所もあれば予約不要なフリーサイトもある。その人のスタイルに合わせて楽しむことができるのだ。
ツーリングとキャンプの共通点
ここまで読んで来たらお分かりいただけるだろうか。
ツーリング、キャンプとも「非日常体験」であり「スタイルが自由」という事に。
だからその2つの要素が合わさったツーリング+キャンプは相性がとても良く、多くの人を魅了するのだ。
前置きが長くなってしまったが、次から今回の本題に入っていこうと思う。
何に乗って行くのか
キャンプに行くと言っても選択肢は多い。
バイクに乗っていく人もいれば、車を使う人もいる。時には自転車という人もいるだろう。
そこで乗り物別の特徴をまとめてみた。
車
- 大人数の移動が可能
- 遠くに行くのが楽
- 荷物の量をあまり気にしなくて済む
- 林道など狭い道は他の手段に比べてイマイチ
- 渋滞にハマる
バイク
- 遠くに行くのが楽
- 燃料代、高速代が安い
- 細い道も余裕
- 機動性に富む
- 荷物があまり載らない
自転車
- 良い運動になる
- 燃料代がかからない
- 環境に優しい
- 車やバイクほど遠くに行けない(輪行を合わせればどこでも行ける)
- 荷物がほとんど載らない
- 坂道がキツイ
電車
- 目的地の近くまで勝手に運んでくれる
- 荷物が多いと大変
- 動き方が他の手段に比べて制限される
- 行く場所によっては車やバイクより交通費がかかる
と、ざっくりまとめるとこんな感じだ。
行動のしやすさから言ったらバイク≧車>自転車>電車の順番だろうか。
ただキャンプは自然を相手にしたアクティビティだ。だからこそいつも以上に環境に配慮したいところだ。
そうすると自転車>電車>バイク≒車となる。
ここが非常に悩ましい。総合でいったらバイクに軍配が上がるが、自転車で行くのもなかなか乙である。また車ならではの楽しみ方も捨てがたい。個人的に電車のみはナシかな。
どの乗り物も一長一短なので、何に重きを置くのかはその人次第だ。
まとめ
ここまでまとまりのない話をしてきたが、結局はその人のスタイル次第ということになる。豪華さを重視したいのか、ストイックに追求したいのか、ツーリングなど他のアクティビティを重視したいのか。
個人的におすすめなのは車+自転車だ。車で目的地まで行き、その先を自転車で散策する。これなら両方の良い所を出せるし、何より疲れないので観光を思いっきり楽しむことが出来る。
また自転車のスピードだからこそ見えるものもあるし、気軽に気になった所に立ち寄れる。バイクや車だけではこうはいかない。
最後にしつこいが重要なことなのでもう一度。
キャンプは自由だ。けれど自然に触れる身として、環境に配慮することを忘れないで欲しい。
自然は偉大だけれど脆い。一人ひとりの少しの気遣いで救えるものがある。
アウトドアという素晴らしい遊びを後世に残すため、そして自分のためにも、このことを頭の片隅に置いておいてほしい。