安くて楽しい車を探してみる
若いうちに車に乗ろうとしているそこのあなた!ぜひ自分の車を所有して豊かな生活を送ってほしい。
とはいうものの、やはり若いうちはお金もないし、なかなか難しい側面もあると思う。
けれど車があることで得られることも多い。時間がある若い時こそ、車をもって人生を満喫してほしい。
きっとこのサイトを訪れている人はどんな車を買うか悩んでいるはずだ。
本当は自分が好きな車に乗るのが一番だけれど、予算やスキルの問題で乗れないことも多いだろう。
特に学生のうちは任意保険が半端じゃなく高いので金銭面は死活問題だろう。
そこで今回はなるべく低予算で選べて運転が楽しい車をいくつかピックアップしてみた。
なお、今回選んだ車の条件としては
- MT
- 燃費は最低10㎞/l以上
- カーテンエアバッグ付き
- 4人乗車が可能
- 車体価格が100万以下で狙える
- 走行距離は8万キロ前後まで
といった感じだ。
このご時世やっぱり燃費は意識したい。
また若いだけに事故で障害を負ったり死んだりするのは絶対に避けたい。ということで前席エアバッグはもちろんのこと、側面衝突の際に有効なカーテンエアバッグ付きで探してみた。
ホンダ CR-Z
ホンダが新世代スポーツカーとして送り出したハイブリッドスポーツカー。ハイブリッドなので燃費は良い。またハイブリッドにMTを組み合わせているのが特徴的だ。
見た目はクーペスタイルでカッコいい。2ドアではあるが一応後席もあるので4人乗車が可能だ。
2010年から発売された比較的新しいモデルだが、スポーツカーなのに非力、ハイブリッドとしては燃費が悪いなどといった評価で中古相場は安くなっている。
走りについては賛否両論あるが、ダートトライアルにCR-Zで参戦している人もいるのでポテンシャルはあるのだろう。
カーテンエアバッグ付きという条件をつけると一気にタマ数が減るが、根気よく探すと100万以下の物件もある。
スズキ スイフトスポーツ
まぁ一回は頭に浮かぶだろうスイスポ。コンパクトな車体で車重は軽く、キビキビした走りが楽しめる。
こちらはモータースポーツに本気で取り組むこともでき、走りの良さはお墨付きだ。
また排気量がモデルにもよるが大体1.6リッターなので税金も安い。
スイフトの車体をベースに強化されたスイスポは、その小さいボディサイズと程よいパワーで日本の狭い道を走るにはピッタリだ。
また4ドアなので利便性も高い(ただし後席の足元は狭いし、荷物もたくさんは載らない)。
そんなスイスポだが、カーテンエアバッグ付きという条件をつけるとzc32sと呼ばれる型が選べない。
年式と価格のバランス的にちょうどいいzc32sだが、カタログを見てみるとカーテンエアバッグはメーカーオプションにすら選択肢がなかった。
スイスポでカーテンエアバッグが選べるのはzc32sの旧型、zc31sと現行型のzc33sだけだ。
ただしzc33sはまだ高く、安い物件でも130万程度だ。これが100万を切ってくるのはもう少し先になるだろう。
マツダ デミオ
マツダは最近、MTの種類が多い。そのおかげでマツダ車を選ぶと大体MTが選択できる。
ありがたいことにデミオは色々な組み合わせがあり、自分の用途に合わせて選ぶことが出来る。
デミオでカーテンエアバッグ付きなのは2014年から販売されている現行型のみとなる。
それでも流通量が多いおかげか値段は80万強くらいからタマが見つかる。
現行型のデミオは鼓動デザインを採用し、欧州車にも劣らない存在感を放っている。
パワートレインは1.3Ⅼ、1.5Ⅼのガソリンの他に1.5Ⅼのディーゼルが存在する。
どちらも一長一短だが、キビキビ走りたいならガソリン、ツアラー的に使いたいならディーゼルを選ぶのが良いだろう。
日産 スカイラインクーペ
日産の高級車スカイラインのクーペモデル。どっしりとしたボディと3.5Lのエンジンの組み合わせからもたらされる走りはまさに重厚。
そんなリッチな雰囲気があるスカイラインクーペだが、中古市場を覗いてみると100万以下の個体もある。
お金はないけど見栄を張りたい人にはピッタリだ。ただし3.5Lにかかる税金は春うららかな季節に鋭い一撃をもたらすことで有名だ。
ミニ ミニクーパー
ここからは輸入車を取り上げていこうと思う。実を言うと国産ではこれくらいしか選択肢がなかったのだ。
さて、その愛らしい見た目と独特の世界観が人気のミニクーパー。
実は見た目からは想像できないぐらい走りの質は高い。所有者のレビューなどを見てみると、「ゴーカートのようなハンドリングと、内燃機関らしい息吹きが魅力」との声が多い。
日本車にはない雰囲気、走りの質感など惹かれるものも多い。もしあなたがこういった魅力に惹かれたなら購入するべきだろう。
また、その独特な世界観に一度ハマってしまうとやめられなくなってミニを何台も乗り継ぐという人も多い。
そんなミニクーパーだが、中古市場は意外にも安い。年式を気にしなければ70万でもかうことができる。
買う時のポイントとしては2008年以降のモデルを狙うことだ。
2007年以前の車両は第1世代のモデルとなり、故障が多い。2007年2月にフルモデルチェンジが行われ、第2世代に切り替わった。
第2世代の方が故障のリスクが少ないので第1世代にこだわりたい人以外は第2世代の方が良いだろう。
あと注意しないといけないのが、国産車でないだけに修理の際の費用はいくらか高くなることだ。しっかり覚えておこう。
プジョー 207GT・GTI
こちらはフランスのメーカー、プジョーの車だ。中古市場は大体70万前後といったところだ。
この207GT・GTIのポイントはプジョーならではの「猫足」と評される走りだ。しなやかな足の動きでコーナーをクリアしていくらしい(自分は乗ったことないので分からないけど)。
ちなみに本気で走りたい人にはGTIをお勧めする。GTとGTIでは25ps違い、GTIの方が強烈な仕様となっている。中古価格も大きくは変わらないので覚えておいてほしい。
なお、ミニクーパーと同じように外車なので修理費用は国産車に比べてかさむ。
が、こちらも日本車にはない魅力があり、惹かれるものがあるなら手に入れるべきだろう。