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ジオスミストラルを買ってみて

 ジオスミストラルを購入してから数カ月が経ったのでレビューをしたいと思う。




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ジオスミストラル グレー

経緯

 ここのところ、スポーツバイクが気になっていた。これまではママチャリに乗っていたが遠くに行ってみたいという事でスポーツバイクの購入に至った。選ぶにあたって価格的にクロスバイクに的を絞ることにした。ネットで調べたり店に出向いたりして目を付けたのが入門用クロスバイクとして人気があるミストラル。価格は約5万円と手を出しやすく、店員さんの話やネットでの評価が高いことからミストラルの購入を決めた。



 

乗ってみて

 このミストラルを納車して家に乗って帰る少しの距離でママチャリとの差を痛感した。まず姿勢が前のめりだ(当たり前か)。でもこれは自分には心地よく、今ではステムを少し下げて前傾姿勢を強めている。乗り心地は正直よくない。けれど空気圧を下げればそこまで気にならない。気になるなら32cくらいにしても良いかも。でも乗り心地の悪さより走る楽しさが上回っている。

車体の軽さにも驚いた。簡単に持てるし、走りが軽い。それなりの坂でも座ったまま登れる。またギアの変速がパシッっと決まる感覚はたまらない。フロントはちょっとアレだがリアはとても気持ちいい。無駄に変速したくなる。 ただ5速と6速の間がもう少し近いと良いかな。5速と6速で走ることが多いので時々繋がりの悪さを感じる。まぁこんなこと8速に求めるのが間違っているかもしれないが。そのあたりは10速や11速の守備範囲だろう。
 

ミストラルの性能

 巷でエスケープR3と並んで”迷ったらこれにしておけ”と言われるだけあって完成度は高い。ひとつひとつのパーツを取ってみれば大した物ではないが、バランスがとても良い。コンポーネントシマノが奢られてるため、安心感が半端ない。ブレーキは指2本で軽く握るだけでしっかり効くし、クランクはしっかり力を伝達してくれる。何よりホイールがメチャクチャ良い。

ミストラルにはシマノのR‐501というホイールが付いているのだが、普通はエントリーロードに付いてくることが多く、クロスバイク、しかもエントリーグレードに標準で付いてくるのは滅多にない。ロード界では「鉄下駄」とも言われるが、クロスバイクには十二分の性能だ。転がりが軽い。

↑これが元から付いてくる

 ジオスは鮮やかなブルーが有名だが、自分はグレーにした。ブルーと迷っていたのだが、グレーの方が落ち着いた雰囲気を感じたためこちらにした。ヘッドチューブのロゴは印刷ではなくバッヂが付けられている。またシートステーにペイントされているサインも良い。自分はこのサインがお気に入りである。
 

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シートステー部のサイン

ライバルとの比較

 クロスバイク入門としてジャイアント社のエスケープR3とよく比較されるが、自分が感じた2台の違いは以下の通りだ。
・フレームの溶接跡
 ミストラルはフレームにいかにも”溶接しました”という感じに跡が残っているが、エスケープR3はハイドロフォーミング技術を使っているため溶接跡が少なく綺麗だ。しかし自分はあまり気にならなかった。

コンポーネントの違い
 これはミストラルの方が良いと思う。特にブレーキ関係が大きいらしい。エスケープR3はテクトロのブレーキを装着しているがシマノの方が効きが良いと聞く。あとホイール、ホイール。大事なので2回言った。でもこの辺は後から変えたりすれば良いだけだから見た目の好みで選んで良いと思う。

・ロゴの多さ
 これは正直自分は気になった。エスケープR3はダウンチューブくらいしかないが、ミストラルは至る所にロゴがある。赤、白、緑のイタリアンカラーのアクセントはオシャレでいいと思う。買ってからはあまり気にならないけどGIOSロゴは何とかしてほしい。

最後に

 自分はミストラルを購入してよかったと思っている。ママチャリより楽に遠くに行けるようになったことで、遠出する機会が増えている。

また暇な時に”とりあえずサイクリング行くか”というように時間を有効に使えるようになった。現在はより遠くに行くためには何を付けるか悩んでいる(これが自転車沼というやつか?)。この先どれくらい乗るかは分からないけど良い相棒となってくれそうだ。
 
もしこの記事を読んでいてママチャリから乗り換えを検討している方がいたら一言言わせていただきたい。




買ったら新しい世界が開けるよ


 これは自分が身を持って体験したことだから言える。あなたはこの自転車に乗って出かけたいと思うだろう。出先ではいい景色や美味しい食べ物、時には人との出会いもあると思う。スポーツバイクはきっとあなたの生活を豊かにしてくれると思う。通勤や通学、買い物にも使ってみよう。移動の時間がアクティビティになる。

 皆さんにひとつだけお願いがある。いつでも「安全第一」を大切にして自転車ライフを満喫してほしい。




 自転車は自由だ